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危ない 消費者金融

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消費者金融大手 の アイフル は、21年12月24日に開催された第3回債権者会議において、事業再生計画案について、全手続き対象債権者から同意書を提出してもらい、事業再生ADR手続きが成立しました。

事業再生ADRとは、私的整理の手法の一つです。

簡単に言えば、返済スケジュールの変更を含む金融支援をもらい、再生したということになります。社員の数も約4,300名から約2,200名まで減らす方向です。

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どこも危ない消費者金融

消費者金融のアイフルは、あのチワワ(くぅーちゃん)のCMで一時期高い知名度を誇っていました。CMキャラクターは、女性アイドルの安田美沙子と、俳優の清水章吾を起用し、キャッチコピーの「どうする?アイフル」はとても有名でしたね。

CMでは人気でしたが、他方で、アイフルにはいろいろな問題がありました。
闇金(ヤミ金)ではないはずの消費者金融大手であるアイフルが、強引な営業活動や、懲罰的・暴力的な取り立てなどを行って問題となりました。

また、社内でもパワハラまがいの叱責も日常茶飯事であったようです。
このあたりはかなりマスコミにも取り上げていました。

そして昨今、ここまで経営が悪化した原因としては以下の点があげられるかと思います。

  1. 改正貸金業法の施行で貸出し金利の引き下げを余儀なくされた
  2. それに伴い、貸出し審査を厳正化した
  3. 過払い利息の返還請求が相次いだ

などがあげられますが、
なかでも過払い利息の返還請求が高水準で推移したことが一番に挙げられます。
これは他の消費者金融も同様です。

アイフルの過払い支払い金は、09年3月期では消費者金融大手4社の中で、一番少ない550億円でした。しかし他社に比べて支払い金額を抑え、資金繰りを調整していたようです。
550億円の仮払い金支払いって、いったいどれだけの人に返還したんでしょうか。

今、どの消費者金融も大変な時期です。
では、どのくらい大変な時期なのでしょうか。

アイフルの場合、2006年1月頃の株価は約1万円でしたが、今では155円と下落しています。なんと、65分の1です。500万の株券を所持していた場合、わずか7万5千円くらいになった計算になります。

他の消費者金融についてもはどうでしょう。
以下は、2006年1月の株価と現在(2010年1月)とを比較しています。

アコム (2006年) 8400円 → (2010年) 1700円
プロミス(2006年) 8000円 → (2010年) 860円
武富士 (2006年) 8000円 → (2010年) 450円
アイフル(2006年)10200円 → (2010年) 155円

どこも軒並み下落しています。

ちなみに、アイフル、武富士は独立系で、
アコムは三菱フィナンシャルグループの連結子会社、
プロミスは三井住友銀行グループに属しています。

まだまだ、どこかのグループに属していると安心かもしれません。
次に危ないのが武富士と言われています。

さあ、これから改正法完全施行まで、各消費者金融会社はどうなっていくのでしょうか。

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