闇金について

闇金と手を切る方法

2014年11月29日

もしも闇金にお金を借りていたら・・・

まずは返せる額であれば、多少無理をしても全額返済しましょう。
利息だけでなく、元金も返すのです。
元金を返さなければ、いつまでたっても闇金とは縁を切ることができません。

利息だけを永遠と払い続ける人もいます。
一体それだけで総額いくらになるのか?

計算するだけど、元金を大きく超えるでしょう。
生かさず殺さず、そこが闇金の怖いところです。

 

今までどれだけ闇金から摂取されてきたのか

返せないのであれば、一体いままでどれだけの利息を闇金から摂取されてきたのかを、冷静になって考えてみてください。どれだけ支払ってきたのかを。

利息だけでも大変な額になるはずです。

真面目な人程、一生懸命にお金を返そうとします。
万一返済が滞ったら、自分以外の人に迷惑がかかってしまうからです。
(親、兄弟、子供、親戚、そして努めている会社、従業員等)

そして精神的にも肉体的にも辛い日々が続きます。

だからといって、お金の為だけに人生を棒に振る必要があるのでしょうか。

お金を借りたのは事実です。
借りたお金は返さなければなりません。
借りたことによって、きっと助かったこともあるでしょう。
借りた時には神様、仏様に見えたかもしれません。

相手は違法な闇金業者

しかし、相手は違法な闇金業者なのです。
違法な高利でお金を貸し付ける闇金業者なのです。

そんな相手のために、自分の人生を犠牲にする必要はないのです。
この日本にいる限り、また一からやり直すこともできます。

勇気を持って、闇金から足を洗ってください。
そして、もう独りで苦しまないでください。

専門家(司法書士、弁護士)に相談しよう。

闇金と手を切るには、専門家(司法書士、弁護士)に手伝ってもらうのが一番でしょう。それ以上の手段はありません。ただし、専門家にお願いし、後は任せておけば勝手に解決してくれるというものでもありません。解決するには、債務者である貴方が自ら闇金と戦う覚悟が必要です。

そして、闇金に対し、どんな嫌がらせがあっても、今後は支払いを拒絶するという固い決意が必要です。専門家が段取りをすれば、大きな問題はないとは思いますが、それだけの覚悟は必要です。

闇金業者から連絡があった場合でも、
「もう支払いはしません。」ときっぱりと断る勇気をもって、自らが闇金業者と対峙したときに専門家は全面的にバックアップしてくれます。
闇金融は犯罪なので、専門家がついていれば下手に手出しもできないのです。

そもそも闇金との金銭消費貸借契約は違法な超高利息を定めた契約であり不法行為であるため、借りた金額を一銭も返さなくても闇金は返還請求できません。
従って、専門家は闇金に対し、電話あるいは内容証明等で「以後支払は致しません。請求が有れば裁判で請求して下さい。」と通知します。

この専門家が介入した通知により9割の闇金は請求しなくなります。

悪質な闇金

しかし、悪質な闇金の場合、「弁護士も警察も関係ねー」と言って、違法な取立を止めません。
この様な場合はすぐに警察に被害届あるいは告訴状を提出するとともに、闇金と闘うことになります。

悪質な闇金から本人、親、兄弟、会社等に対し、執拗な電話攻撃がありますが、これに屈したのではいつまでたっても闇金とは手が切れません。

親、兄弟、会社等にはよく事情を説明、協力をお願いし、闇金が電話料が無駄だと思いあきらめるまでがんばることです。いろいろなことを言って脅かしますが、実際に実行した闇金はいません。言葉の暴力だけです。闇金も、最初に貸した数万円のことで警察に逮捕されるのは馬鹿らしいので、めったなことはやりません。

そして闇金と手が切れても、闇金への返済はなくなりますが、闇金に手を出さなければならなかった以前の生活状況が良くなるとは限りません。時間が経てばまた同じ道をたどるかもしれません。

十分に時間をかけて今後の計画を立てる必要があります。

 

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