パチンコの話題

パチンコ が無くなれば

2009年11月6日

パチンコ好きには申し訳ないのですが、パチンコは日本から無くなってほしい。
そうすれば、借金問題もギャンブル依存の問題も大幅に少なくなるでしょう。

理由はいくつもあります。

  1. 日本は世界一ギャンブル依存者が多い国
  2. 借金の要因。それがパチンコ
  3. パチンコ業界には裏がある
  4. 日本の未来
 

パチンコを無くす理由

1.日本は世界一ギャンブル依存者が多い国

日本は世界一ギャンブル依存症が多い国です。その数は300万人とも言われています。
そのほとんどがパチンコ、パチスロ依存です。

これだけ依存症が多いのは当たり前です。至る所にパチンコ店、パチスロ店があるからです。

その数は全国で1万店舗。
これだけ身近にギャンブルがある国なんて他には存在しません。明らかに異常な国です。
警察庁は言います。ギャンブルではなくてただの遊技だと。

そんなバカな。

パチンカーのほとんどは出玉を現金にかえているではないですか。そのことは見て見ぬふりですか?明らかにギャンブルだというのに。

これだけ身近にギャンブルがあれば、依存症が増えるのは当たり前のこと。
あの興奮を味わったらまた行きたくもなります。

パチンコ、パチスロ台も魅力的なものが多い。
芸能人や有名なアニメなどを題材にド派手な映像や効果音を大音量で大光量で流します。あの音がさらに脳を麻痺させます。

自分の小遣いの範囲でパチンコを打てればよいのですが依存症の場合はそうは行きません。
依存症は病気です。ついには借金をしてまで行くことになります。そして自分の人生、家族の人生が壊れていくのです。

パチンコ店は減少していると言われますが、その数はまだ1万店舗もあります(平成28年)。
セブンイレブンが全国で1万9千。ファミリーマートが1万8千。ローソンが1万2千。

コンビニとそれほど差がないほど数が多いのです。
このようなギャンブル場が身近にあることでギャンブル依存症を増やし続けているのです。

2.借金の要因。それがパチンコ

次に借金。1.でも触れましたが、多重債務の問題もかなり深刻な状況にあると言えます。

今のパチンコは、1時間で1万円失うことも珍しくありません。
平気で1日5万円、多い時には10万円も負けることもあります。

パチンコ店は商売でやっているので、必ず客側が負けることになります。
台の入れ替え、光熱費、家賃、人件費、広告費、その他もろもろ・・・と営業するだけでいろいろなお金がかかります。当然それにプラスして利益を出さなければなりません。

この金額を考えると、1日相当な利益を上げなければ営業できません。
当然支払うのは遊戯する側です。必ず誰かが負けることになります。

パチンコは必ず客側が負ける』これが真理です。

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パチンコ依存の人達は借金をしてでも遊戯します。まず生活費がなくなり、そして消費者金融からお金を借ります。1社で足りなくなったら複数の消費者金融からお金を借ります。この時点で自転車操業です。

そして返済が滞ったら、身近な親や友人に頼ります。それがダメなら違法な闇金や犯罪に流れてしまいます。闇金にお金を借りてしまったら、もう返済は不可能です。

落ちるところまで落ちてしまいます。

3.パチンコ業界には裏がある

次に3.の問題。

パチンコ業界は、与野党問わず、多くの政治家に多額の献金を行っています。
そして、警察官僚や警察機関の重要な天下りの温床にもなっています。
さらに、マスコミにとっても、パチンコ業界は有力な広告主でもあります。

国からも、警察からも、マスコミからも守られている業界。
それがパチンコ業界なんです。

パチンコチェーンストア協会というパチンコ業者数十社からなる業界団体があります。そこの政治アドバイザーとして2017年4月時点で49名の政治家が参加しています。アドバイザーとはいったい何をアドバイスするのでしょう?

wiki:パチンコチェーンストア協会

  • 依存度の高いギャンブル
  • 多重債務者を大量生産 ⇒ 闇金や自殺などの社会的問題。
  • 不透明なお金の流れ

これだけ問題が多い業界なのに、政治家、警察は表立って問題視せず、マスコミも何も騒がない。

全てお金が絡んでいます。しかも半端な金額ではない。
笑えるくらい、お金は凄い力を生み出します。

韓国では2008年6月にパチンコが法律で禁止されました。
しかし、日本のマスコミはこの事を一切報道していないことを貴方は知っていましたか?

韓国は、日本以上にパチンコ店が存在していました。

その数、約1万5000件。

このことを考えれば、いかに凄いニュースであるかわかると思います。1つの大きな産業がなくなったのですから。しかしまったく言っていいほど報道されませんでした。

それは膨大なCMや広告料、様々なマスコミや政治団体へにお金が流れているからです。

普通であれば、当時の報道ステーションや、NEWS ZEROなどが大きく取り上げていたでしょう。
そして、日本のパチンコの問題も同時に取り上げられ、それに対して国民の不満が爆発し、結果パチンコ規制という流れに変わったかもしれません。

今報道されているのは、親がパチンコ中に子供が亡くなったということくらいですね。
やはり今の日本にとって、無くなってはいけない産業なんです。あくまでも”利権を得る者たち”にとっては。

巷では警察庁がギャンブル性が高い機種を規制し始めました。しかし今までも同様のことを繰り返してきたのです。今回の件で影響はどれほどでるのかは疑問です。一つのパフォーマンスにすぎないのでは。

ギャンブル依存症は大変な問題です。ギャンブルと呼ばれているもにはパチンコ以外にも競馬、競輪、競艇などがあります。

ギャンブル依存の報道では、どれも横並びで扱われています。ですが、パチンコ・パチスロだけが特殊な環境に置かれています。日本全国どこの街に行ってもパチンコ屋が存在します。

そして毎日休みなしに営業しています。このようなギャンブルは世界を見てもどこにも存在していません。

4.日本の未来

そして4つ目の問題。少し大げさに『日本の未来』と書きました。

昼間から多くの人がパチンコ店で遊技しています。もちろん会社が休みの人もいるのでしょうし、娯楽は必要です。ですが日本全国1万店のパチンコ店で一体どれだけの人が遊技しているのでしょうか。

単純に1店舗あたり100人の人が台を打っていると仮定すると、単純に100万人という数字が出てきます。毎日100万人の人がギャンブルをしている計算になります。

パチンコは中高年に人気があり、パチスロは若年者に人気があります。

これだけの人がパチンコ以外の何か「有意義なこと」に時間を使っているとしたらいったい日本はどうなるんでしょう。きっと今のように停滞しているとは思えません。もう少し明るい未来になっていたはず。

昼間から多くの人がギャンブルというパチンコ台で遊戯していること自体、おかしな光景です。
パチンコは日本全国至る所に存在します。そして毎日あのネオンを光らせています。

美しい日本にはふさわしくない物。ついでに言えば、消費者金融の看板も。

パチンコ店が無くなれば、必然的に行くことができなくなる。
その力を日本の役に立つ力に変えていければ、きっと日本の未来も変わることでしょう。

私はそう信じています。

 

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