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あるパチプロの話【Part5】孤独な人生との卒業

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振り返れば、私はトータルでパチンコでは勝っています。
しかし、今はパチンコで生活できるレベルではありません。

パチンコを始めた時は、今でいうボーダー以下の台でも平気で打っていました。
当時は好きな台しか打っていませんでした。
もちろん、収支なんかつけていません。勝ったり負けたりの繰り返しでした。

そしていつの間にか借金ができました。
負けても負けてもまた行きたくなる。当時の自分は本当にパチンコ依存症だったと思います。
そこがパチンコの怖いところです。

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パチンコは孤独な人生の始まり

パチンコ依存症は病気です。パチ屋に通い続ければ依存症という病気にかかります。

私の場合はパチンコから抜け出せなくなり、どうすれば勝てるようになるのだろうかと一生懸命研究しました。インターネットで情報を収集したり、パチンコ雑誌もほぼ全て購入して読んでいました。
負けないためにどうすれば良いのか、勝つためにはどうすればよいかの研究のために。

まず出来ることからと思い、収支表をつけ、次に回転数、大当たり等のデータを記録し、日々の確率を細かく記録していきました。

よく打つ台はもちろんですが、なるべく勝ちやすいスペックの機種を勉強して打ったり、ボーダーの表などをまとめたり。こういう細かい作業は案外向いていたのかもしれません。

これらはパチンコを客観的に見るための良いツールになります。

パチンコはデータが全て。運も不運も結局は収束する

記録したデータが増えていくごとに大当たり確率は収束していくのがわかります。

日々の収支では勝ったり負けたりの繰り返しですが、1ヵ月単位でみれば確実にプラスになっていきました。
それだけ打ち込む必要はあります。

そして自信を深めていったのです。
時には負け続けてもいずれ収束してプラスになるだろうと。

次に大切なことは好きな台だけではなく、勝ちやすい台を探すこと。トータルで少しでも甘いスペックの機種を探して打ちました。
中にはつまらない台もありました。でも稼ぎ続けるためには好き嫌いは言ってられません。

当然ながら店選びも重要になります。
私は優良店を探すために車や電車で1時間かかるところまで出かけていました。
何店か見つけておけば、イベント等あった場合に便利です。

回る台を見つけたら後は閉店まで粘るのみ。
交換率にもよりますが、回る台を長時間打てば打つほど、いずれ結果はプラスになります。
等価店よりは3円くらいのお店が好きでした。

ここまで完璧に実践していれば、トータルではそうそう負けることはなくなります。
1週間、2週間で結果がでなくても、1月もすれば良い結果に変わってきます。

月のトータルがマイナスになることはありませんでした。

余談ですが、私の知り合いはコンスタントに月50万稼いでいました。
私以上に細かくそして完璧に、そしてまるで職人のように黙々とこなしていました。

パチンコで生活しても虚しさが募るばかり

私自身、もう少し完璧にこなしていけば、まだまだ食べていけたかもしれません。
ですが、パチンコで勝っても、この人生で何のプラスにもならないことを今更ながら悟ったのです。

勝っていても虚しく感じることが多くなったのです。

もし将来パチンコやパチスロで稼げなくなったら、いったいどうやって食べていくのか?
さらに今より歳をとり、技術も経験も何もない者に仕事などあるか?

そして何より大事なこと。

それは「大切な時間」「大切な友達」「大切な家族」「大切なお金」「大切な経験」「大切な健康」そして自分自身を信じることです。

もうこれ以上、大切な人生をすり減らしてまでもパチンコをする意味があるのでしょうか?

もうパチプロに戻ることはない

今の私は、たとえパチンコで生活できたとしても、もうパチプロ生活に戻ることは決してありません。
私はもう自分の大切な人生をこれ以上犠牲にしたくないからです。

今は契約社員ではありますが、真っ当な仕事で収入を得ています。
パチンコで生活していた以上のお金を、労働の代償として得ています。

そして勉強して、もっと収入を得ようと資格の勉強もしています。
そしていろいろなことを話せる仲間もできました。

パチンコをしていた頃のような“イライラ”が少なくなり、先行き不安な生活ではなく将来の計画を立てる事ができるようになりました。

負けが続いた時に経験した喪失感も今はありません。

もちろん、今の仕事は精神的にも肉体的にも辛い時もあります。
独りの方が気が楽だと思うこともあります。

でもこれは自分を成長させるためには必要なことなんだと言い聞かせ、なるべく楽しむようにしています。

何も考えずただ時間を浪費しているだけのパチンコに得るものなど何もない
パチンコに費やす時間やお金があったら、もっと有意義な事に使った方が良い

この言葉こそ、若かった自分自身に伝えたかった言葉です。
残念ながらもう過去には戻ることができません。

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パチンコで勝つことはできるが・・・

パチンコは長い目でみれば勝つことは可能です。
前にも書きましたが、

  • 収支表をつける
  • データを記録する
  • 釘を見て試し打ちを繰り返す
  • ボーダー以上の台を長時間打ち続ける(回転数に対する期待収支を出すこと)
  • イベントの信憑性を確認する
  • 優良店を多く見つける(移動範囲は常に広く)
  • 台は好き嫌いでは選ばない(台のスペックを熟知すること)
  • 換金率や貯玉に見合った打ち方をする

他にもいくつかあると思いますが、上記のことを正しく守れば、結果として勝つことは可能です。
運に左右されるパチンコですが、長く続けていけば運も運ではなくなります。
そして結果は自ずとついてくるでしょう。

パチンコはそこまでしてやる価値があるのか

しかし、ここまでしてパチンコをやるべき価値があるのか?
今の私にはやる価値は「ない」と断言できます。

パチンコをやっている時は、煩わしい人間関係もなく、打っている間は単純作業が続きます。

確かに楽しい。連荘しようものならアドレナリンが溢れてきます。
ものすごい興奮状態が続きます。ただし、その時間は一時的なもの。

多くの時間はタバコの煙による劣悪な環境の中、朝10時から夜の11時前まで長時間椅子に座り続け、台と向かい合わなければなりません。

発がん物質が充満した場所に密封され、服は臭くなり、長時間では肩も凝るし、体力も弱くなります。
そして1日頭を使うことがありませんから、脳が委縮してきます。

脳は使えば使うほど発達するものなので、当然使わなければ退化しボケていきます。

パチンコは自分の大事な人生を奪っていく

もっとも重要なこと。

パチンコをしていると友人が減っていきます。友達よりパチンコを優先するようになるからです。そして社会人としての自覚がなくなる。社会人として社会に参加して働くという縦の繋がり、横の繋がりがなくなります。社会参画ができないと世間に取り残されてしまいます。

偉そうなことを書いていますが、本当に自分自身、この年で社会人として働けていることに喜びを感じています。本当に働けることに感謝しています。

仕事帰りのパチンコには特に反対しません。ストレス解消にもなるでしょう。
でも、収支表だけはきちんとつけてほしい。趣味に見合った収支なのかを確かめるためにも必要です。

どれだけプラスなのか、それともマイナスなのかを知るのはとても大切なこと。
もし、毎月3,4万も負けているようなら、他にもっと良い趣味があるはず。

もっとお金がほしいと小遣い稼ぎしたいのなら、今の仕事をより一生懸命取り組んだほうが結局は近道かもしれません。

パチンコ人生とは孤独と向き合うこと

パチンコは1人でもできます。でもやはり孤独です。
周りを見渡せば、同じくらいの歳なのに既に結婚をし、子供も生まれ、マイホームを手に入れた人もいるはずです。どうしてこんなに差がついたのか。

もう後悔ばかりする人生とは"さよなら"

私は決して真っ当な人間ではありません。いくつも遠回りしてきました。
怖い物、嫌な物から逃げてばかりいました。そして逃げた先にパチンコがあった。

そのせいで自分の人生の多くを無駄にしてきました。

でももうパチンコという魔物には近づくこともないでしょう。
今となっては近づく必要もなくなった。

これが私の人生なんです。そして人生はいくらでもやり直しができる。
過去を後悔しながら生きることもできますが、私はそうはしたくない。

前を向いて少しずつでも成長していきたい。それが今の思いです。
一歩ずつ一歩ずつ。

拙い文を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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